スプラウトって知っていますか?

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「スプラウト」という言葉をご存知でしょうか?スプラウトとは、植物の発芽した直後の新芽のことを指します。つまり植物の成長するステップの初期段階にある原型状態(子)のことです。そのため、成長した状態(親)や乾燥した種の状態には存在しなかった栄養素や成分が豊富に含まれているのです。これから成長して行く原型状態がスプラウトなのですから、それに必要な養分がびっしりと詰まっているというのは容易に理解できます。さしずめ人間であれば、お母さんの母乳に赤ちゃんが成長していくに必要なすべての養分が含まれているというのと同じことになります。

このスプラウト、最近よく目にする代表的なもので「豆苗(とうみょう)」があります。例えばこの豆苗、種の状態と新芽が出たスプラウトの状態(通常販売されている状態)とを比べるとその栄養素の差に驚かされます。[種:スプラウト]の比較では、ビタミンE[1:16]、ビタミンK[1:13]、カロテン[1:31]、葉酸[1:5]となります。またスプラウトになった段階で、それまで存在しなかったビタミンCも合成されるという驚きの事実があります。豆苗をはじめとするこのスプラウト、実は日本では「モヤシ」や「カイワレ大根」として親しまれてきたこれらもスプラウトの一種なのです。

「モヤシ」は軸の太い「緑豆スプラウト」になり、軸の細いモヤシは西日本で出回る甘みの強い「ブラックマッペ」となり、韓国焼肉の定番ナムルの材料となる「大豆モヤシ」もスプラウトなのです。他にもテレビで紹介され話題になった「ブロッコリースプラウト」はダイエット食材として近年注目されていますし、「マスタードスプラウト」はちょっとスパイシーで刺激的な味わいのスプラウトで肉料理との相性がgoodな野菜です。「クレススプラウト」は先が尖った葉っぱのスプラウトでワサビのような辛さがあり和食にぴったりのスプラウトですし、「レッドキャベツスプラウト」はその名の通り鮮やかな深紅紫色の彩り野菜です。またアメリカで料理を頼めば必ずと言っていいほどついてくる「アルファルファ」もスプラウトの仲間です。

そもそもこのスプラウトの歴史は古く、モヤシは五千年前の古代中国で栽培されていたという記録があるほか、ヴィクトリア王朝時代にもラディッシュやマスタードの新芽を食べていたと言われています。日本でも「カイワレ大根」は、今でこそ一般的なものですがかつて平安時代の頃は貴族しか食べることのできなかった高級食材だったとの文献が残っています。いずれにせスプラウトは「天然のサプリ」と言われるだけあって、豊富な栄養素、簡単な育成、高い発芽力の三拍子が揃っていることで、単価も安いというメリットだらけの食材なのです。ではこれまでに登場した各スプラウトの代表的な栄養素を簡単にまとめてみます。

カイワレ大根…葉酸。DNAの合成と成長を促進させる力があるため妊婦、授乳期に必要とされる栄養素で赤血球形成に不可欠なビタミン。
モヤシ…アスパラギン。スタミナアップ、疲労回復など滋養強壮効果もあり。
ブロッコリースプラウト…スルフォラファン。抗酸化作用、デドックス効果のほか発がん性物質を無毒化し体外に排出させる効果あり。
マスタードスプラウト…カリウム。塩分であるナトリウムを排泄させ血圧を低下させる効果あり。
クレススプラウト…βカロテン。体内でビタミンAになり免疫機能の維持と美肌効果あり。
レッドキャベツスプラウト…ビタミンU。胃酸分泌過多を抑制し胃粘膜を修正保護する効果あり。

スプラウトって凄い食材だと思いませんか?野菜、果物、スプラウトに関してはLink Ballに何なりとお問合せ下さい。