コプリーヌパワー

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【コプリーヌとは?】

「コプリーヌ」という聞き慣れない名前のきのこが最近注目されています。別名「ササクレヒトヨタケ」(ささくれ一夜茸、学名:Coprinus comatus)といい、ハラタケ科ササクレヒトヨタケ属に属するちょっと珍しいキノコです。

「ささくれ一夜」という名前の通り、コプリーヌ自身が出す分解酵素のため一晩で自らを溶かしてしまうという性質を持っているので、流通、販売が難しことからこれまであまり知られることがなかったと言えます。全体の長さが3-12㎝ほどで、表面は白色・繊維状で粘性を欠き、灰白色ないしはかすかにクリーム色を帯びた、平たいささくれ状の鱗片が散在し、かさの縁は裂けやすい上にもろくて柔らかく、変色性のないほとんど無味無臭ですが、溶けてしまうと黒褐色のインク状に液化・溶解して消え去ってしまうので「幻のきのこ」と称されています。

この液化溶解は腐敗によるものではなく、ササクレヒトヨタケ自身が発する分解酵素の「自家消化」によるもので、海外では「キノコ狩りの初心者が、まず覚えるべきキノコの一つ」として扱われています。また食用としての歴史も古く、日本はもちろんフランスやイタリアでも古くから食され、かつては食材としてのみならず糖尿病や痔に良い薬草として利用されてきました。ちなみに「コプリーヌ」という名前はフランス語に由来しています。いかにもっていう感じですね!

【コプリーヌの栄養素は?】

ところでこの「コプリーヌ」には含硫アミノ酸系エルゴチオネインという物質を豊富に含んでいます。この含硫アミノ酸系エルゴチオネインは、1909年に麦角(ばっかく:イネ科植物の穂につく黒色がかった組織のことで麦角菌という菌が植物に寄生してつくられます)から発見され1911年に化学構造が決定された水溶性アミノ酸の一種で、熱や酸にも強いという特徴を持っています。

動物や植物はエルゴチオネインを生合成することができず、コプリーヌをはじめとするキノコ類や一部の細菌だけがエルゴチオネインをつくり出すことができるため非常に貴重性が高いといえます。コプリーヌは土壌細菌がつくったエルゴチオネインを根から吸収し、動物はその植物を食べることでエルゴチオネインを体の中に取り入れて貯蔵し、人間も食べ物からエルゴチオネインを取り入れて、肝臓や腎臓、赤血球、皮膚などに蓄えています。

前述の通りコプリーヌには含硫アミノ酸系エルゴチオネインとともに、高分子多糖体のβ-グルカンも豊富に含んでいることから、免疫力アップ、美肌効果、コレステロール値の低下、アンチエイジング(老化抑制)に効果があるとされています。つまり生活習慣病の予防・改善し、肌にハリと弾力を与え、細胞エネルギーを増強し、抗ストレス効果とともに内臓の機能を高め、弱い体質を徐々に健康な体にし、いつまでも若さを保つ働きがあることから、凄いパワーをコプリーヌは秘めているのです!

【コプリーヌの美味しい食べ方とは?】

コプリーヌはワインや日本酒にとてもあう、おもてなしにも使える一品といえます。パスタ、グラタン、ピザ、スープ、鍋・・・どんな料理にもあうコプリーヌ、代表的なレシピは「コプリーヌと九条ネギを和えた和風パスタ 」ですねぇ。バターと醤油で和えて、胡椒を一振りしたらもう絶品絶旨パスタに!

また、「コプリーヌ和風味炒め」はオクラ、レッドオニオン、生ハムで炒め、塩コショウで味付けすればおつまみに最適!ワイン好きの方には、「コプリーヌリゾット」が断然オススメ!タマネギと粉チーズ、塩コショウで作るリゾットはワインとの相性抜群です!チンゲン菜とコプリーヌをオリーブオイルやごま油で乾燥唐辛子とニンニクで合わせて炒めれば、激旨「コプリーヌピリ辛炒め」になります!是非是非ご賞味あれ!!!!!

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