節分と野菜の深~い関係

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今日2月3日はご存知の節分ですが、過去の伝統行事として節分の歴史を振り返ってみると、豆まきだけでなく野菜も重宝されてきた事実があります。そんなことで今回は、節分で食される料理の数々をご紹介致します。

【けんちん汁】

節分の料理としてけんちん汁を食べる習慣があるのが関東地方です。もともとは精進料理のひとつであるけんちん汁は、肉や魚を使わない野菜の汁料理です。けんちん汁の「けんちん」とは、今から約750年前、北条時頼によって創建された鎌倉の建長寺(けんちょうじ)の開山「蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)」が、崩れてしまった豆腐を野菜と煮込み汁を作ったところから、寺の名前をとって「建長寺汁」が「建長汁」と呼ばれるようになり、更に「けんちん汁」になったといわれています。また、中国の普茶料理(ふちゃりょうり)が日本に伝来し日本化した時に「巻繊汁」と書いたことで、「けんせん汁」が「けんちん汁」になったという説もあります。普茶料理とは、江戸時代初期に中国からもたらされた精進料理のことで、葛と植物油を多く使った濃厚な味を一つの卓を四人で囲む形式が特徴の料理です。漢字を見て分かるように、「巻繊」とは繊切りにした材料を巻いたものの事でゴボウ、豆腐、大根などを湯葉や薄焼き卵で巻いて調理したものを意味するそうです。

【恵方巻】

関東がけんちん汁なら、関西は恵方巻です。恵方巻はコンビニ大手のセブンイレブンが1989年広島市にある当時の加盟店7〜8店舗を担当していた「オペレーション・フィールド・カウンセラー」という担当者が加盟店オーナーとの会話の中で恵方巻の存在を知り、新たなイベントとして広島市のセブンイレブンで販売を開始したことが始まりで、その後1990年以降販売エリアを広げ、1995年から西日本に販売エリアを拡大、1998年には全国展開をしたことで急速に普及したのです。それまでは単に「太巻き」や「丸かぶり寿司」「幸運巻き寿司」と呼ばれていたことを考えると、セブンイレブン の販売におけるマーケティング戦略と言えそうです。具材は、七福神にあやかって、野菜を主とした7種の具を入れるそうです。 その具材とは、かんぴょう、きゅうり、しいたけ、高野豆腐、たまご、うなぎ(または穴子)、でんぶの7種類です。最近は「サラダ恵方巻」「海鮮恵方巻」「ベジタブル恵方巻」「フルーツ恵方巻」といったオリジナルレシピを楽しむ人も増えているようです。

【コンニャク】

節分にコンニャクを食べるという習慣は、四国地方で広まりました。コンニャクは昔から「胃のほうき」とか「お腹の砂おろし」といわれ体内清掃としての役割を担ってきました。節分が季節の節目を意味している(従って節分は年に4回あるのです!)ことから、その節目の時に体内の毒素を排出するという意味で食べられてきたのです。コンニャクには、ガン予防、動脈硬化予防、糖尿病予防、骨粗鬆症予防、血圧降下、コレステロール抑制といった効果があります。

そのほかにも、お蕎麦(細く長い蕎麦のように永遠の繁栄を願って)、お茶(福茶などを飲むことで縁起がいい)、クジラ(山口県の風習で大きいものを食することの縁起担ぎ)、イワシ(鬼が嫌がる煙を出すことで邪気払いの意味で)を食べるという習慣もありますが、青果を扱う私たLinkBallとしては、やはり野菜を食することをおススメしたいですね。

このように節分と野菜とは深~い関係にあるのです。なぜなら縁起のいい食べ物といったら何と言っても野菜が圧倒的に多いですからね。縁起野菜に関しては以下をご覧ください!
http://linkball.jp/news/274/

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