日本が誇る青果の安全性

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食品である青果は、生産から流通に至るまでしっかりとした法律によって守られています。その一例をあげれば、平成27年4月より施行された「食品表示法」です。それまでは食品衛生法、JAS法、健康増進法など目的や所管も異なる数種の法律によって規制されていました。利用する側からすれば複雑でわかりにくいことから、内閣府と消費者庁が管轄する食品表示法に一本化したのです。そして表示基準が一本化し、ルールも統合されたことでとてもわかりやすい表示となりました。

流通の段階で名称と原産地が表示されるのをはじめ、化学的に合成された肥料や農薬を使用しない農産物を「有機農産物」という名称の使用、その一歩手前に相当する「特別栽培農産物」などは生産者と流通業者、そして消費者の三者の信頼性を高めるための有効手段となっています。

また最近よく目にするのが、遺伝子組み換えやアレルギー食品に関する表示です。例えば遺伝子組み換えに関する表示は、甜菜(砂糖大根)、じゃがいも、菜種、パパイヤ、アルファルファ、トウモロコシ、大豆、綿実(わた)、の8種類が表示対象となっています。また、アレルギー食品に関する表示では、特定原材料として含まれる乳、落花生、小麦、蕎麦、卵、カニ、えび、の7品目を含む加工食品すべてにその旨を記載することが義務付けられました。

更に特定原材料に準ずる品目として肉系(豚、鶏、牛、ゼラチン)、フルーツ系(オレンジ、バナナ、キウイ、リンゴ、桃)、実系(カシューナッツ、胡桃、胡麻、大豆)、魚貝系(鮭、鯖、イクラ、イカ、アワビ)、山菜系(松茸、山芋)の20品目はこの材料を含む旨の記載を推奨するとなっています。

皆さんも購入した食材のパッケージなどに良く記載されているのを目にしたことがおありになると思います。(現に筆者も今手元にある食材の裏面パッケージに記載されている「遺伝子組み換えではない」という表示を眺めながら執筆しています)これだけ国は食の安全性を考え、法整備をし、消費者である我々に情報を開示し提供しているのです。

極めつけは、その青果物の流通履歴を追跡できる「トレーサビリティ(traceability)システム」で、これは日本のテクノロジーと先端技術によってなせる業であり、食の安全性に対する消費者の信頼につながっている事は言うまでもありません。もっと詳しく表記するとも可能なのですがその場、この場ではスペースが足りませんので今回はポイントだけをかいつまんでお伝えしました。でも、こうしてみるだけでも国の食に対する取り組み姿勢は我々の健康に大き貢献しているという事が理解できますよね。

野菜と果物、そして食の安全性に関してはLink Ballにお尋ねください。